学童野球を「楽しむ」

高円宮賜杯 全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント 概要・歴史

小学生にとっての全国大会とは!

 JSBBでは、小学生の子ども達の目標達成、成果発表の場と捉え、唯一の全国大会として「高円宮賜杯 全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント」を毎年開催しています。スポーツである以上、スポーツマンシップやフェアプレイを前提に子ども達が、全国の「野球が好き」という同じ思いを持った「仲間」と同じグラウンドで勝利を目指し、ひたむきにプレーする機会を重要な青少年育成、人間力の育成の機会と考えています。

 例えば、「全国にはすごい選手がいるな!」「こんなプレーができるんだ!」「とっても元気があるチームだな!」など、ゲームの中で、子ども達が野球をこの先のライフステージでも続けるためのモチベーション向上のための貴重な大会となることを望んでいます。個人の成績、チームの結果に一喜一憂することなく、全国の仲間と好きな野球を思う存分楽しんでもらいたいと考えます。

全日本学童大会概要

 全国大会は、1981年に第1回大会が開催されました。1986年から日本マクドナルド株式会社の協賛を受け、大会名に「マクドナルド・トーナメント」 が付いて以来、毎年、様々な方面から学童軟式野球をサポートしていただいています。1997年にはスポーツに造詣が深かった故・高円宮憲仁親王殿下に深いご理解をいただき、高円宮賜杯が下賜され、以降賜杯大会という大きな名誉をいただきました。

 全国47都道府県で同大会の予選が行われ、全国およそ11,000チームから勝ち抜いてきた強豪チームが出場する本大会は、正に「小学生の甲子園」と呼ばれる夢の大会となっています。2009年からは明治神宮野球場で開催されています。過去の参加者の中には、オリックス・バッファローズ山本由伸選手や、シアトルマリナーズの菊池雄星選手など、日本国内外で活躍する選手もおり、将来が期待される選手が多数参加している大会です。

全日本学童大会の歴史

内容
1969(昭和44)年文部次官通達により、12歳以下の児童を対象にした競技会は都道府県内での大会に限定される。
1979(昭和54)年“児童・生徒の運動競技の基準”(文部次官通達)が改正され、学童の全日本大会開催が可能となった。
1981(昭和56)年第1回大会が東京都で開催される。
東京都駒沢オリンピック公園硬式野球場で行われた。参加チームは、各ブロックから選抜された16チームのみであった。
1986(昭和61)年日本マクドナルドが都道府県予選大会を協賛。
1988(昭和63)年第8回大会より現在の47都道府県代表チームの参加による大会となる。
1990(平成2)年全国持ち回り開催を止め、茨城県で固定開催となる。
2008(平成20)年まで19年間茨城県で開催された。
1993(平成5)年日本マクドナルドが全国大会を協賛。
1995(平成7)年日本マクドナルドの協賛10年目より、大会名に「マクドナルド・トーナメント」がつく。
1997(平成9)年故・高円宮憲仁親王殿下の深いご理解により、高円宮賜杯が下賜される。
2009(平成21)年明治神宮野球場(東京都)に開催地を移し、現在も行われている。
2020(令和2)年新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、大会史上初めて全国大会が中止となる。それに伴い、子供たちを応援するために日本マクドナルドで歌詞を公募し大会公式テーマソング「ダイヤモンド」を制作。2021年大会でお披露目。
https://w.mdj.jp/1a14ha
2021(令和3)年東京オリンピック・パラリンピックの関係により限定的に開催地を新潟県に移し、2年ぶりに全国大会を開催。
全日本学童大会の歴史
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